Webマーケティング

ユーザビリティって何?その意味について

近年、ユーザービリティという言葉をよく耳にします。

ユーザビリティは、近年のWebマーケティングにおいて重要視されている考え方の一つで、一言で言うと「使いやすさ」ということになります。

使いやすさってなに?って話なんですが、ユーザーファーストを理念にもつGoogleを意識すれば無視するわけにはいきません。

そこで今回はユーザビリティについて掘り下げたいと思います。

ユーザビリティとは

ユーザビリティ(Usability)とは、Use(使う)とAbility(できる)をつなげてできた単語で、使いやすさを意味する単語です。

ではホームページにおいて使いやすさとはどんなものを指すのでしょうか?

ユーザビリティの定義

ユーザビリティはISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構、国際的に通用する規格を制定する非政府機関)によって次のように定義されています。

3.1.1
usability
extent to which a system, product or service can be used by specified users to achieve specified goals with effectiveness, efficiency and satisfaction in a specified context of use

参考(以下同様);ISO 9241-11:2018(en)

日本語で訳すとこのようになります。

システムや製品またはサービスにおいて、特定の使用条件下で特定のユーザーがその目的を達成するためにいかに有効で効率的であり、満足度を得られるか

ここで重要なのは有効性・効率性・満足度の3つになります。

有効性について

3.1.12
effectiveness
accuracy and completeness with which users achieve specified goals
 

有効性とは「ユーザーが自身で指定した目標を達成するための正確さと完全性」とあります。これはユーザーが求める目標(検索等のニーズが満たされるか)が達成された状態、つまりコンバージョンと言い換えてもいいでしょう。

効率性について

3.1.13
efficiency
resources used in relation to the results achieved
Note 1 to entry: Typical resources include time, human effort, costs and materials.
 

効率性とは
達成された結果に対して使用されたリソース(典型的な資源には、時間、人的努力、コスト、材料が含まれる。)」とあり、
いかにリソース(労力や時間など)をかけさせずに目標を達成できたかということで、ホームページのレイアウトや構造設計がいかにユーザーがわかりやすいものかという意味になります。内容が分かりにくい(サイトの構造的にもコンテンツとしても)サイトではユーザーは理解するのに一苦労しますので、そういったサイトはユーザビリティが高いとは言えないということです。

 

満足度について

3.1.14
satisfaction
extent to which the user’s physical, cognitive and emotional responses that result from the use of a system, product or service meet the user’s needs and expectations
Note 1 to entry: Satisfaction includes the extent to which the user experience that results from actual use meets the user’s needs and expectations.
Note 2 to entry: Anticipated use can influence satisfaction with actual use.
 

満足度は
システム、製品、サービスを利用した結果、ユーザーの身体的、認知的、感情的反応がユーザーのニーズや期待にどの程度まで合致しているか。
(満足度には、実際に使用した結果のユーザー体験がユーザーのニーズや期待にどの程度まで合致しているかを含みます。)
(予想される使用方法が実際の使用満足度に影響を与えることがある。)」と記載されています。

ユーザーがその製品やサービスを利用した際に、そのユーザーの期待に応えられたものか、どれだけ応えたのかを満足度として定義されています。ユーザーが満足する内容を受け取ったか、ストレスなく情報を得ることができたかなどを指します。

 

ユーザビリティとは「単に使いやすいかどうか」を表すだけではない、ということが分かります。つまり、ユーザビリティは「対象となるユーザー」や「ユーザーが置かれた状況、求めるもの」などによって、その評価が変わってきます。ホームページにおいては、伝える情報の内容やカテゴリによってユーザーの属性も変わりますし、それによって見る環境なども変わってきます。その対象となるユーザーに合ったデザインであったりサイトの構成を考えてあげること、すなわちユーザーファーストの考え方に則ってホームページを制作することが望ましいと言えるでしょう。

 

 

記事一覧に戻る

ホームページ
制作業務

コーポレートサイト制作

コーポレートサイトは企業の看板となるウェブサイトです。顧客とのファーストコンタクトになる場合が多いので、ブランディング視点で企業を魅力的に伝えるホームページを構築いたします。

More

ブランドサイト・集客サイト制作

ブランドサイトや集客サイトはお問い合わせなど、コンバージョンの獲得を強く意識したホームページになります。クライアントの事業内容によって、コーポレートサイトをそのまま集客の核とする場合と、別途ブランドサイトや集客サイトを作ってブランディングを行う場合があります。

More

採用サイト制作

採用サイトは、コーポレートサイトと同様、求職者の心に響くためのブランディング視点が必要になります。求職者の琴線に触れる非金銭的ポイントと貴社の強みや特徴をきちんと整理し、伝わるサイトを制作いたします。

More

ECサイト制作

ECサイトは、事業の形態や規模によって求められる内容や機能が異なります。
アルラボではお客様の事業内容や求められる結果に応じてさまざまな形態のECサイトをご提案しています。

More

サービス一覧

Webマーケティング
集客対策業務

リスティング広告運用

検索ユーザーに貴社のビジネスの接点を作るリスティング広告。
限られた予算の中で費用対効果を重視した最適なリスティング広告運用を行います。

More

SNS・YouTube広告運用

検索ユーザーだけでなく、潜在ユーザーにも適切にアプローチできるFacebookやInstagramなどのSNS広告を運用します。
エリアや年齢性別など、細かくターゲットをセグメントし、適切なユーザーへアプローチします。

More

SEO対策

サイトの検索表示順位を上昇させるSEO対策。
内部施策を標準化し、サイトの構造を正しくクローラーに伝え、適切な検索キーワードからユーザーが求める情報とは何なのかを追求します。

More

コンテンツマーケティング

ユーザーにとって価値のあるコンテンツを継続的に発信し、幅広いワードでアプローチするユーザーをキャッチします。

More

MEO対策

近年重要視されているMEO(Map Engine Optimization)
Googleマップでの検索結果において上位表示させる対策です。アルラボではGoogleマイビジネスの最適化のほか、サイテーション施策など、上位表示に必要なノウハウをご提供可能。

More

Webアクセス解析

ユーザーの属性や特徴、そして行動を分析し、コンバージョンに繋がる課題を解決します。ウェブサイトを着実に成長させる指標としてアクセス解析からの改善提案を行います。

More

お問い合わせ
Contact

私たちは、お客様のビジネスを成長させ、
より前に進ませるためにともに考え、創るWeb制作会社です。

ホームページの新規・リニューアル制作から
ブランディング・広告運用・SEO対策などWeb集客導線を作ります。

お問い合わせ・ご相談

ホームページ制作・広告運用・SEOなど
ご相談はお気軽にご相談ください。

お問い合わせ・ご相談

お電話でのお問い合わせ

お電話でのご相談も随時受け付けております。
お気軽にご連絡ください。

0952-20-1501(佐賀)

092-717-3446(福岡)

営業時間:9:00~17:00(休業日:土日祝)