お客様を店舗に招き、そこでサービスを提供するビジネスとWebをはじめとしたデジタルサービスを使って何ができるかを考えました。
飲食店、美容室、整骨院、整体院、宿泊施設、クリニック・歯科医院などを対象にしています。
短期的にできることは僅か
残念ながら、この新型コロナウィルスに関する緊急事態宣言中にデジタルが短期的に貢献できることはそこまで多くありません。現在できることはコロナ終息後、いわゆるアフターコロナに向けた種まきと、短期的に生き残るための僅かな施策です。
しかしながらできることはなんでもやってみようという気持ちが大事だと思いますので、そんな皆様にお役に立てればと思いご紹介を致します。
顧客リストの整理とロイヤルカスタマーに向けた「お願い」
まず第一にやるべきは「常連さんに向けたお願い」です。顧客リストがあればその連絡先に「コロナ終息後にできるプリペイドカードの販売」「テイクアウト・デリバリーの開始のお知らせ」「コロナ対策状況」「寄付依頼」「クラファンを活用する」などを一斉配信し、少しでもキャッシュを生み出しましょう。
プライドとかそういう余計なものを捨てて、お願いしましょう。
ロイヤルティの高い顧客ほど貢献したいという気持ちが生まれやすいので、そういう方々に向けてお願いをし、安定した暁にはその気持ちに全力で応えてあげる、そういう関係を新たに生み出し、後々に繋がります。
LINEやFacebook,Instagram,DMハガキなど、連絡手段はなんでも良いので、この機会に顧客リストを整理&活用し、お願いをしましょう。
掲載情報の更新&拡充
こういう店舗型ビジネスの多くが地域密着型です。
ホットペッパーやEPARK、食べログやGoogleマイビジネス(Googleマップ)などの口コミメディアが顕在層の店舗選定の導線になっています。こういうサイトに可能な限りリアルタイムな情報・網羅的な情報を常に掲載するべきです。もし売り上げの減少で空き時間が増えたなら、ぼんやりするよりそういう動きをしましょう。
口コミに全部返信する
暇なら口コミに全部返信しましょう。悪い口コミに誠意を持って対応することで他ユーザーの信頼感が上がります。また良い口コミを常連さんにお願いしましょう。
また必ずコロナへの対応状況を詳しく記載しましょう。コロナへの意識が高いほど、来店の可能性は上がります。
耐え忍ぶだけでは淘汰される
コロナがもし終わっても、世界は元に戻らないというのが私の見立てです。
そんな中、今の苦境を耐え忍ぶだけの店舗は遅れをとり、淘汰されるでしょう。この機会を活かして、顧客管理と活用、そして普段できないようなことを推し進めていくべきです。挑戦を続けることでコロナ後の立ち位置が大きく変わります。
倒れるときは前のめり。
一緒に頑張りましょう。チャレンジされる方はアルラボが全力で応援します。
2020.04.21Webマーケティング
株式会社アルラボ 代表取締役
Google広告の認定資格保持者。短期的なキャンペーンマーケティングだけでなく長期的なマーケティングが得意。
建築業関連の案件に数多く携わっています。
最近行けてないけどキャンプが好き。