SNSの「アルゴリズム」とは?投稿頻度で表示回数がこんなに変わる
お店のSNS、「更新しなきゃ」と思いつつ、つい後回しになっていませんか?
実はInstagram・X(旧Twitter)・Googleビジネスプロフィール、どのSNSにも「アルゴリズム」と呼ばれる仕組みがあり、投稿の頻度によって、お店の情報がどれだけ多くの人に届くかが大きく変わります。
この記事では、各SNSのアルゴリズムの仕組みと、投稿頻度が表示回数(インプレッション)にどう影響するかを、調査データをもとに解説します。
目次
そもそも「アルゴリズム」って何?
SNSにおけるアルゴリズムとは、ユーザーのタイムラインや検索結果に「どの投稿を、どの順番で表示するか」を決めている仕組みのことです。
各SNSには1つのアルゴリズムがあるわけではなく、フィード・ストーリーズ・リール・検索など、それぞれの画面ごとに異なるアルゴリズムが動いています。
重要なのは、アルゴリズムは「定期的に、質の高い投稿をしているアカウント」を優遇する傾向があるということです。逆に言えば、投稿が止まっているアカウントは、フォロワーのタイムラインにすら表示されにくくなっていきます。
Instagram:投稿頻度と表示回数の関係
Instagramのアルゴリズムが重視するのは、「ユーザーがその投稿にどれだけ反応するか」です。具体的には、いいね・コメント・保存・シェア・閲覧時間といったシグナルが使われています。
中でも2025年のInstagramでは「保存」と「シェア(DMでの送信)」が特に重要視されており、長期的に価値がある投稿だと判断されると、より多くの人に表示されるようになります。
投稿頻度別のデータ
| 週あたりの投稿回数 | フォロワー成長率 | 投稿あたりのリーチ変化 |
|---|---|---|
| 週1〜2回 | 基準値 | 基準値 |
| 週3〜5回 | 約2倍 | 約+12% |
| 週6〜9回 | 約3.7倍 | さらに向上 |
| 週10回以上 | 約5.5倍 | さらに向上(ただし逓減) |
| 週0回 | マイナス成長 | 基準値以下 |
出典:Buffer「How Often Should You Post on Instagram」200万投稿・10万アカウントの分析
別の調査(Metricool / HypeAuditor、7億投稿・2,800万アカウント分析)でも、週2〜3回の投稿で平均19%の成長、週10回以上で79%の成長が報告されています。一方で、週1回以下のアカウントは年間でフォロワーが約2%減少する傾向も見られています。
その他の注目データ
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 週3〜4回 vs 週1回のリーチ差 | +8% |
| 毎日投稿 vs 週2〜3回のフォロワー成長差 | +9% |
| 週7回超の投稿による投稿あたりエンゲージメント低下 | -14% |
| 7日以上投稿を空けた場合のリーチ低下 | -15% |
| Reels週4回以上 vs 週1回の再生数差 | +11% |
出典:Zebracat「200+ Instagram Marketing Statistics」2025年データ
ここから読み取れるのは、「週3〜5回」が多くのお店にとって現実的かつ効果的なラインだということです。それ以上投稿すれば成長は加速しますが、投稿の質が落ちると逆効果になる可能性があります。
コンテンツ形式による表示回数の違い
投稿頻度だけでなく、どの形式で投稿するかも表示回数に大きく影響します。
| コンテンツ形式 | 特徴 |
|---|---|
| リール(短尺動画) | リーチ率が最も高い(約37.87%)。小規模アカウントに特に有効 |
| カルーセル(複数画像) | エンゲージメント率が最も高い(約10.15%)。保存されやすい |
| 画像(1枚) | 安定しているが、上記2つと比べると表示回数は控えめ |
出典:Social Insider「Instagram Benchmarks 2025」3,100万投稿分析
小規模店舗の場合、まずはリールで新規の目に触れる機会を増やし、カルーセルで保存・シェアを促すのが効果的な組み合わせと言えます。
ハッシュタグの現状
2024年12月にハッシュタグのフォロー機能が廃止され、アルゴリズム上の重みも以前より低下しています。ただし検索経由での発見には依然として使われるため、投稿あたり3〜5個の関連ハッシュタグをつけるのが現在の推奨です。
それ以上に重要なのは、キャプション内のキーワードと、アカウント全体のトピックの一貫性です。直近9〜12投稿がInstagramのコンテンツ分類に影響するため、業種に沿った一貫したテーマで投稿し続けることが、アルゴリズム上の評価につながります。
X(旧Twitter):投稿頻度と表示回数の関係
Xのアルゴリズムは、投稿後の初期エンゲージメントを非常に重視します。投稿はまず一部のユーザーにテスト表示され、そこでの反応が良ければ徐々にリーチが拡大する仕組みです。
エンゲージメントの中でも、リプライ(返信)とリポスト(リツイート)がアルゴリズム上で高い重みを持っています。
投稿頻度に関するデータ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 推奨投稿頻度 | 1日3〜5回(2〜3時間間隔) |
| 定期投稿のアカウント | 散発投稿のアカウントより平均インプレッションが高い傾向 |
| スレッド(3〜5投稿) | 同トピックの個別投稿5本と比べて合計インプレッション+40〜60% |
| 画像・動画付き投稿 | テキストのみと比べてエンゲージメント率2〜3倍 |
| 動画投稿のリーチ | テキスト・画像のみと比べて2〜4倍 |
| 外部リンク付き投稿 | リーチが30〜50%低下(リンクは最初のリプライに貼るのが有効) |
出典:Tweet Archivist、Hashmeta「Major Twitter Algorithm Changes 2025」
注意すべきポイント
Xでは投稿数よりもエンゲージメント率が重視されます。エンゲージメント率が低い大量投稿は、アルゴリズムにペナルティを受ける可能性があります。10本の高品質な投稿のほうが、30本の平凡な投稿より評価されると言われています。
また、フォロワー数は表示回数への直接的な影響が少なく、各投稿ごとのエンゲージメント率が重要です。フォロワーが少なくても、反応率の高い投稿は多くの人に届く可能性があります。
投稿後30分以内のエンゲージメントが長期的なリーチの最大の予測因子とも言われており、フォロワーがアクティブな時間帯に投稿することが重要です。
Googleビジネスプロフィール:投稿頻度と表示回数の関係
Googleビジネスプロフィール(GBP)は、InstagramやXとは性質が異なります。GBPの投稿は、Googleマップやローカル検索の結果に表示され、「今まさにお店を探している人」に直接届きます。
GBPのアルゴリズムでは、プロフィールの完成度、口コミの量と質、そして投稿の更新頻度が重要なシグナルとなっています。2025年のアップデートでは「人気度(popularity)」がより重視されるようになり、プロフィールの訪問頻度やユーザーの行動が評価対象に加わっています。
投稿頻度に関するデータ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 推奨投稿頻度 | 週1回が最低ライン、週2〜3回が理想的 |
| 投稿の有効期間 | 7日で期限切れ(イベント投稿を除く) |
| アクティブなプロフィールの効果 | インプレッション+9%、クリック・電話+10%、Google経由の顧客+14% |
| 投稿タイプ | 更新、オファー、イベント、商品の4種類をローテーションが推奨 |
出典:Birdeye「State of Google Business Profile 2025」20万以上のビジネスプロフィール調査
GBPの投稿は7日で期限が切れるため、週1回の投稿が「常に何かが表示されている状態」を維持するための最低ラインです。投稿が途絶えると、Googleのアルゴリズムはそのビジネスを「活動していない」と判断し、検索結果での表示順位が下がる傾向があります。
GBPで効果的なコンテンツ
期間限定オファーやプロモーションで来店の動機を作ること、舞台裏のコンテンツでお店の雰囲気を伝えることが有効とされています。
また、口コミはローカル検索で最も影響力のあるシグナルの1つで、Googleは全オンラインレビューの81%を占めています。投稿と合わせて口コミへの返信を継続することで、プロフィール全体の評価が上がりやすくなります。
3つのSNS:推奨投稿頻度のまとめ
| プラットフォーム | 最低ライン | 効果が出やすいゾーン | 備考 |
|---|---|---|---|
| 週2回 | 週3〜5回 | +ストーリーズをほぼ毎日 | |
| X(旧Twitter) | 週3回 | 1日1〜2回 | 画像・動画付きが効果的 |
| Googleビジネスプロフィール | 週1回 | 週2〜3回 | 7日で投稿が期限切れ |
3つのSNSすべてに共通して言えるのは、「投稿しないこと」が最大のリスクだということです。どのプラットフォームでも、投稿が止まるとアルゴリズム上の評価が下がり、既存のフォロワーにすら投稿が届きにくくなっていきます。
とはいえ、3つのSNSに毎週投稿するのは大変
ここまで読んで「わかってるけど、それが大変なんだよ」と思った方も多いのではないでしょうか。
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