ホームページからお問い合わせフォームを通じてお問い合わせが来る際に、お問い合わせの数や内容が重要なのはもちろんですが、どのページからお問い合わせが来たのかを知ることはとても大事です。

どのページがユーザーの気持ちに刺さり、お問い合わせしてみようかと思わせたのか、一方でお問い合わせが来にくいページはどれなのかを知り、改善するための重要な資料になるからです。

作業は簡単で、数分で終わります。

お問い合わせのリンクに追記する

お問い合わせのリンクに以下を追記します。

?title=<?php echo get_the_title();?>

たとえばお問い合わせページのURLが「example.com/contact/」だとすると、「example.com/contact?title=」に書き換えます。

その後、そのリンクを踏むとブラウザのURL欄がこのように表示されます。

url

Contact Form 7の項目を追加する

次に、Contact Form7に追記します。管理画面から「お問い合わせ」→「コンタクトフォーム」と進んでください。

使用しているフォームに以下の項目を追加挿入します。

[text* title default:get readonly]

default:getを挿入します。詳しくはこちらを参照ください。また、readonlyを記述することで、ユーザーが操作することを防ぎます。

すると以下のように、前のページが何かを表示されるようになります。

しかしこれだとユーザーが「ん?」と思いかねないので、display:noneなどを使ってユーザーにはわからなくして、一方でお問い合わせの送信メール(こちら側に送るメール)には[title]を入れることでユーザーにはわからず、こちらだけが把握できるという仕組みができると思います。

受信メールの表示例

プラグインを使って管理する

上記のやり方で、どのページからお問い合わせへの流入なのかを見ることはできますが、記録が取れません。

ですので、もっときちんとデータを管理されたいのであれば、Contact Form 7 Database Addon – CFDB7などのプラグインを使ってデータベースに登録し、CSVなどのデータでエクスポートするなどの作業を行ってあげたほうが、よりマーケティングには役立つかと思います。

参考サイト

Contact Form 7に一つ前のページの情報を渡してフォームに自動入力させる方法