店舗ビジネスの「HP墓じまい」のすすめ
目次
あなたのHP、死んでいませんか?
制作会社に数十万円を払って作ったホームページ。お知らせ欄の最終更新は2年前。WordPressのバージョンは古いまま放置。ログイン情報すら思い出せない。
これは特別な話ではありません。地方の飲食店、美容室、整体院、小売店――いわゆる「店舗ビジネス」のホームページは、大半がこの状態です。
そして、多くのオーナーが薄々気づいています。「あのHP、別になくても困らないよな」と。
その直感は正しいです。
なぜ店舗ビジネスにHPは要らないのか
理由はシンプルです。HPが新規集客の接点になっていないから。
あなたのお客さんが新しいお店を探すとき、どうしていますか?
- 「地域名 ラーメン」でGoogle検索 → マップの結果を見る
- Instagramでハッシュタグ検索 → 写真と口コミを見る
- TikTokでおすすめに流れてくる → 動画を見て気になる
- ホットペッパーや食べログで探す → ポータルサイトで比較する
この中に「お店のホームページにアクセスする」は入っていません。
つまり、新規のお客さんを集めるという目的において、HPは機能していない。数万円〜数十万円かけて作り、保守費用を払い、セキュリティリスクを抱えながら維持しているそのホームページは、集客に貢献していないのに、コストだけが発生している状態です。
じゃあ、何をすればいいのか
答えは明確です。お客さんがいる場所に、ちゃんとあなたのお店が存在することです。
Googleビジネスプロフィール(GBP)
「地域名 + 業種」で検索したとき、HPよりも上に表示されるのがGoogleマップの検索結果です。ここに自分のお店が正しい情報で、魅力的な写真付きで、口コミも充実した状態で載っている。これが、今の店舗ビジネスにおける「ホームページ」の代わりです。
「GBPじゃ近所の人にしか届かないのでは?」
そう思うかもしれません。確かに、Googleのローカル検索では「距離」が重要な要素です。でも、同じ市町村内であれば、MEO対策次第で十分カバーできます。
Googleマップの検索順位は「関連性」「距離」「視認性」の3つで決まります。距離はコントロールできませんが、残りの2つは努力で変えられる。
- 関連性 ― ビジネスカテゴリの正確な設定、メニューやサービスの詳細な記載
- 視認性 ― 口コミの数と質、口コミへの丁寧な返信、投稿の頻度、写真の充実度
これらをしっかりやっている店舗は、少し距離が離れていても上位に表示されます。逆に、すぐ近くにあってもGBPがスカスカの店には勝てる。同じ市内のお客さんに届けるには、十分な手段です。
SNS(Instagram・TikTok)
GBPが「近くで探しているお客さん」を捕まえる手段なら、SNSは「まだ探していないお客さん」に見つけてもらう手段です。
InstagramやTikTokには距離の概念がありません。カフェの動画が他地域の人に届く。旅行先で「あそこ行ってみたい」が生まれる。HPにはできなかった商圏を超えた集客が、SNSにはできます。
しかも、ストーリーズやリールで日常を見せるだけで、HPの「サービス紹介ページ」よりはるかに多くの情報が伝わる。お店の雰囲気、スタッフの人柄、料理の湯気、カットの仕上がり。静的なWebページでは絶対に伝わらないものが、動画なら一瞬で伝わります。
GBP × SNS = HPの完全な代替
GBPで近隣のお客さんに確実に見つけてもらい、SNSで商圏の外からも引っ張ってくる。
この2つを組み合わせれば、HPが担っていた(つもりの)役割は完全にカバーできます。むしろ、HPよりも効果的です。
でも、大変ですよね
ここまで読んで、「言ってることはわかる。でもSNSもGBPも更新し続けるのは大変だ」と思ったはずです。
口コミが入ったら返信する。週に何回かGBPに投稿する。Instagramに写真を上げる。TikTokに動画を投稿する。本業の合間に、これを毎日続ける。
大変です。当たり前です。
ここで正直に言います。楽にできる魔法のツールなんてありません。SNSもGBPも、結局は「続けること」でしか成果は出ない。どんなに優秀なツールを導入しても、何もしなくていいなんてことは絶対にない。
そして、これはツールの問題ではなく、「誰がやるか」の問題です。
同じツールを使っても、毎日コツコツ投稿する人と、3日でやめる人がいる。集客できるかどうかは、ツールの性能ではなく、使う人の姿勢で決まる。ビジネスは何をやるかじゃなくて、誰がやるかです。
だから、やる気がない人には何を提供しても無駄です。 これは厳しいようですが、事実です。
ただし、「やる気はある。でもやり方がわからない。時間が足りない。」
この人たちは救えます。
問題なのは意欲ではなく、障壁です。何を書けばいいかわからない。写真をどう撮ればいいかわからない。投稿する時間が取れない。SNSもGBPも大事だとわかっているのに、目の前の業務に追われて後回しになる。
Marunageは、この障壁を下げるためのツールです。
魔法ではありません。使えば勝手に集客できるわけでもありません。でも、「今日は何を投稿しよう?」と悩む時間をゼロにし、「どんな文章を書けばいいんだろう」という迷いをなくし、SNSへの投稿をLINEから簡単にできるようにする。
やる気があるのに、やり方や時間の壁にぶつかっている人の背中を押す。Marunageにできるのは、それだけです。それだけですが、それだけで十分、状況は変わります。
まずは、あの死んだホームページを畳むことから始めませんか。
